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私がボロ好きな理由

  • 執筆者の写真: page of cups
    page of cups
  • 2020年4月3日
  • 読了時間: 2分

journalの存在をすっかり忘れていました

昔はブログをよく書いていたのですが、最近では言葉を沢山並べるのに何故か抵抗があり、それも歳を重ねるに連れ更に言葉にしない語らない方が自分のモードになってきました。

ですが、まず、このweb storeに毎日沢山のご来店があり、そしてご利用頂きましたお客様にお礼を、ありがとうございます。

ちょっとしたきっかけが重なり、背中をパンっと押されて始めたpage of cups ドキドキと不安と楽しさが入り混じりながら、またまだ成長過程ですが、皆さんに楽しんで頂けていたら嬉しいです。

さて題目の件ですが、ボロ好きを shabbyと言ってよく使っているのですが、元々はその昔ブログをやっていた頃 かなり古くから知ってらっしゃる方はご存知かと思いますが とにかく日々、グランジファッションのスタイリングを撮影してはひたすらそれをブログに挙げていました。グランジについて私なりに突き詰めた結果 グランジファッションという言葉はあるけれど、様々なブランドで組み合わせて作り上げた薄汚いボロのグランジファッションはグランジの本質じゃない と 自分で色んなブランドを組み合わせてスタイリングしては撮影して記事にして そして気がついたのです 元々はパジャマで外を出歩くようなお金がないから重ね着をし穴あきのニットを着るジーンズは破れている それが心地よいから同じものを着続ける そういう地のものであると

わたしのやっているのはお金をかけてグランジを演出してるんだ!


時を経まして だいぶかかって 現在

階段で踏み擦り切れたレースのスカートをそのまま着て、スリフトショップで買った毛玉だらけのニットを純粋に可愛いと思い 20代からきてる穴あきのteeシャツはどっから顔を出せばいいんだとばかりボロボロ 傷だらけでドアストッパーに使われていた安物のオブジェを大事にしたり 高いお金を使って買ったブラウスに穴があいた

それらの不完全さ、が妙に愛おしくて それらはわたしだけのもの という付加価値がつくんですよね だいぶ、へそ曲がりなとこもありますが、

キレイにまとまったものより、どっか破れていたり染みがあったりする方が、出来損ないの自分に重ねて安心できるのです 人間もそうです 失敗ばっかりしてる方が個性的で愛せる 最短距離で幸せを掴もうとするよりゆっくり回り道して色んなドアをたたいて感じて学んでなかなかうまくはいかないけれどじっくりと前に進んでる劣等生な人間が好き


それがボロが好きな理由です

語らないとかいってずいぶんと長くなりましたが、このへんで。


 
 
 

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